コロナ禍におけるコミュニケーションの課題

先週は、毎日研修でした。

オンラインと集合両方で、

対象は多岐に渡りましたが、

テーマはキャリアです。

上司向けには、多様化する部下のキャリア支援、

そして、部下に当たる人向けには、

自身の自律的なキャリア形成。

コロナ禍、接触を避けての実施。

コロナの影響で、リモートワークも増え、

会社に行ってもお互いに近づいて

話す機会も減り、

コミュニケーション不足の影響は

大きいのではないでしょうか。

そんな中、

今はコロナなので、部下を見てあげられていない、

面談の時期だが、コロナが落ち着いたら

実施しようと思っている

このような発言があります。

環境変化の中、どうしたら物事を

先送りにせずに進めることができるか。

それは、今まで通りのやり方や

概念を変える、こだわらない、ということでは

ないでしょうか。

一方で、このような状況でも、

部下とのコミュニケーションを

積極的に取っている管理職もたくさんいます。

そんな管理職の部下たちからは、

上司への感謝の気持ちが溢れています。

私は、研修実施にあたり、必ず受講者の

アンケートを取るようにしているのですが、

上司からのコミュニケーションで

嬉しかったことを拾い上げてみると

「zoomで１ON１を定期的にやってくれているので、

コミュニケーション上困っていない」

「相談すると、すぐに時間を作って対応してくれる」

「私のことを否定せず、尊重して話を聴いてくれる」

「小さなことでもフィードバックしてくれ、

褒めてくれる」

「頑張っているのはちゃんとわかっているから、と

言ってくれた」

このような部下からのアンケートが。

今、若手社員が孤独感を感じている傾向に

あります。

彼らはまだ関係構築が浅く、

どうしたらいいのか、悩んで結果、

行動や発言に移せないことがあります。

上司から、どんどん遠慮しないで

関わってあげていただきたいと思いました。

そのためには、管理する、という意識の前に

部下を守る、尊重する意識を思い出して、

サポートしていただけたら。。。

忙しいからこそ、人と人の思いやりを

忘れないように・・・