女性ホルモンとPMSの理解、本人も上司も必要
社会人1年生向けの
マイナビ学生の窓口マガジン、という
小冊子の中の
「男性も知っておくべき時代!
体調管理に関わる
女性ホルモンとPMS」
という特集の監修をさせて
いただきました。
女性特有の悩みですが、
意外と女性本人も上手に自分の
ホルモンとお付き合いができていない人も
多い。
毎月辛いけれど、
病気と違ってある一定日が経過すると
いつもの状態に戻るので、
つい、その時だけ我慢してしまう、
という人も多いのではないでしょうか。
症状は人それぞれですし、
年齢によっても変化があります。
これは仕事にも差しさわりが出て、
バランスを崩している時に、それが理由で
ケアレスミスをしてしまったり、
感情的に行動してしまったりして、
あとで後悔、自己嫌悪・・・。
こういうことって女性は、あるある!では
ないでしょうか。
先日、ある企業の管理職研修で、
女性部下や若手の育成について
講義とワークをしたのですが、
受講者は全員男性。
彼らから、生理のことはどこまで配慮したら
いいのか・・・
という声が多数あがってきました。
そうなんです、これ、聞きづらいし、
人によって違うし。
男性は当然、体験したことがないので、
どの程度辛いのか、なんてイメージできません。
一方、女性側からよく上がってくる、
男性上司への意見として、
もっと女性の体を気遣った発言をしてほしい、
というものがあります。
私も以前、生理が重くて起きられなかったとき、
たるんでる!と言われたことがあったのを
思い出しました。
生理の話はしづらい日本の風土が
あります。
セクハラにあたるんじゃないか、と避けている男性も
多いことと思います。
でも、女性は自分のこととして、
そして、男性は、正しく配慮するために、
男女共に、正しい知識を持ち、
女性は、自分に合う予防策を見つけること
が大事でしょう。
さて、私は年齢的に、絶賛更年期障害中!
ホットフラッシュもひどいですし、
どんなに寒い日でも、夜、汗びっしょりで
目が覚めます。
私は漢方を処方しているので、
少し症状が和らぎましたが、
最初の頃は辛くて辛くて。
今は、朝、汗びっしょりで目覚めることに
慣れてきました。
無理せず、自分の体の声をきき、
労わりながら日々を過ごしています。